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血圧とランニングの関係



近年の研究で、「ニコニコペース」で走っていると、血圧が下がってくることがわかってきたそうです。

このニコニコペースとは、おしゃべりができるほどのゆっくりしたペースでランニングを楽しむという走り方です。トレイルランニングはニコニコペースで走る時よりも体への負担は大きいかもしれませんが、知っておくと役に立つかもしれません。

20150605-11

血圧が高い人、血圧が低い人、ランナーにもいろいろなタイプの人がいます。一般的には、運動をすると血圧は上昇します。これは運動中は筋肉の血液量を維持するために心拍量が増えるためです。しかし、「ニコニコペース」で走っていると、血圧が下がってくることが最近の研究でわかってきました。ランナーの血圧は、一般成人よりも低いという研究報告もされています。

したがって、高血圧の人はスピードをあまり上げず(心拍数を抑えて)、走る量を増やすと(ゆっくりと長い時間走る)血圧が下がる可能性があります。つまり、ニコニコペースでゆっくり長く走るのがよい結果に結びつきます。

高血圧の治療法は一般的に、単に血圧を下げるだけではなく、生活の質を落とさない、すなわち生活のリズムをくずさない治療をめざしています。ニコニコペースのランニングは、まさにこの目的にぴったりです。こうして非薬物療法として「ニコニコペース」の治療法が、世界的にも推奨されるまでになったのです。その他に糖尿病、心臓病のひとつの治療法としても主流になっています。

ただし、血圧がかなり高い人(最高170mmHg以上、最低100mmHg以上)にとってランニングは注意が必要です。ランニングをしたい場合は、医師の指示に従ったほうが良いでしょう。

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